【ディテールの教科書】建築知識×組織設計事務所が本気でつくったディテール特集 その中身は?【建築知識・試し読み】

このたび建築知識は、組織設計事務所さんと「ディテールの新しい教科書」をつくりました!

建築知識2月号「建物種類ごとディテール図鑑」では、組織設計事務所「類設計室」に全面協力いただき、同社のディテールのノウハウをぎっしり詰め込みました。しかも、ディテールだけではなく、建物の仕組みや建築計画のポイントも余すことなく取り上げています。“設計者必読”といっても過言ではない、まさにディテールの新たな教科書です!

建物種類はぜんぶで9つ!

今回取り上げる建物は、「オフィス」「工場」「研究施設」「図書館」「店舗」「学生寮」「こども園」「小・中学校」「大学」の全9種類。

まずは、建物イラストとともに、建築計画の基本やコツを押さえられます。
「こういう風に考えているのか」と新しい発見もあるかもしれません!

たとえば「こども園」では、子どもの年齢によって設計の考え方が異なります。また、子どもの安全も優先して考えなければなりません。
ではどうすればよいのか…というノウハウがたっぷり収録されています。

そのほか、どんなイラストが掲載されてるのかチラ見せします!


ディテールの要点がまるわかり!

建築計画を読んだ後は、いよいよ「ディテール」の極意を知れるページに突入します!
部屋ごとに重要となるディテールを図面とともに詳しく解説しています。
当初は詳細図のみで構成する予定でしたが、類設計室様と話すなかで部屋によっては「断面図」も掲載することにしました。
結果的に、冒頭のイラストでは見えない部分かつ、詳細図では分かりづらい部分まで網羅した内容になっています。

たとえば、講義室では「スクリーンの見やすさ」や「設備の位置」などを取り上げています。

本特集のメインである詳細図は、床・壁・天井など要所となる部分を解説。
標準ディテールはもちろん、性能・意匠重視の工夫を凝らしたディテールも掲載しているので、ネタ帖としても使えます!


 

 

そのほか、ディテールを考える際に必須となる人体や家具の寸法資料も掲載。
資料としても役立つこと間違いなしです!

いざ、奥深いディテールの世界へ!

ここまで、簡単に本特集の内容を紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
計画・ディテール・資料と充実した内容になっていますので、実務に携わる方はもちろん、建築に興味がある方やこれから学びたい学生さんにもおすすめです。

組織設計事務所の第一線で活躍するプロのノウハウが凝縮した特集となっていますので、解説の深さや網羅性も抜群です。

2025125日から「エクスナレッジ・ストア」にてPDF版電子書籍の発売も開始したので、ぜひチェックしてみてください! 全国の書店でも購入できます。