【PR】屋根とフラットに納まる太陽光発電 ―「エコテクノルーフ」—

屋根とフラットに納まる太陽光発電として、設計事務所・工務店から根強い人気を誇る「エコテクノルーフ」。2024年11月には、発電量を向上した新商品がリリースされます。今回は、その特徴や新商品の概要、「エコテクノルーフ」で数多くの採用実績を誇る、石牧建築(静岡県)・ユーホームズ(新潟県)に、導入の効果について話を聞きました。

意匠性・防水性に優れた“発電する屋根”

屋根材一体型太陽光発電システム「エコテクノルーフ」(タニタハウジングウェア)は、屋根と太陽光発電を兼ねる次世代の屋根材です。ルーフィングを施工した野地板にビス留めされたアルミ桟へ、太陽光発電モジュールをはめこむというもの。

 

 

 

① 屋根葺き材を必要としないので屋根に凹凸が生まれず、フラットな意匠を実現できる
② 太陽光発電モジュールを屋根材にビス留めしなくてもよいので、屋根材を貫通するビスから水が浸入するおそれがない

 

という利点があります。太陽光発電モジュールとアルミ桟の接合部に2重の防水ラインを設け、さらには防水ラインの外側には雨水を軒樋に導く桟内排水路を設け、水の浸入を徹底して防いでいます。こうした意匠上・性能上の特徴は全国の設計事務所・工務店に高く評価され、下記に挙げた設計事務所・工務店に採用されています。

 

▼「エコテクノルーフ」の採用実績がある主な設計事務所・工務店

360°(納谷新)

西方設計

もるくす建築社

ほしかわ工務店 

橋本工務店 

棲栖舎桂 

ダイシンビルド 

Raphael設計 

 

新商品では屋根の発電量が増加

以上のように、採用実績を着実に積み上げるなか、エネルギーの供給や為替の観点から、太陽光発電の利用にはニーズが高まる一方。タニタハウジングウェアでは、「エコテクノルーフ」のバージョンアップを図っています。具体的には発電量の向上。モジュール1枚(1,365×800㎜)の発電量が185Wへと向上します。屋根全体の発電量が大きくなるので、建築主に対してより大きなメリットを提供することが可能になります。発売は2024年11月の予定。

それでは最後に、これまで「エコテクノルーフ」を数多く採用してきた建築実務者に、そのよさと今後について話を聞いてみましょう。

 

石牧建築(静岡県浜松市)

まずは、静岡県浜松市で、天然乾燥材の天竜杉を用いた木造住宅を提案している石牧建築。これまでに「エコテクノルーフ」を約40棟で採用しています(一棟当たりの発電量は5~6kW)。

 

2寸勾配の下屋(南向きの片流れ屋根)に、4.95kWの「エコテクノルーフ」を搭載した「シロメシハウス」。軒の大きな立はぜ葺きの屋根の一部として存在している

 

「防水性や施工性、意匠性は言うに及ばず、“通気層”の存在も『エコテクノルーフ』の大きな価値であると考えています。発電で生まれた熱が屋根に侵入しないほか、通気によって屋根面の温度上昇が抑えられます。また、当社ではその熱を集めて室内に取り組む「ISソーラー」を冬の暖房に利用しています。こうした応用的な使い方としては、発電しない部分をガラスにすれば、天窓にもなるので、光や熱を効果的に取り組む環境装置としても使うという方法もあります。今後は発電容量がアップすると聞いていますので、『エコテクノルーフ』の強みがさらに生きるのではないか、と想像しています」(取締役 佐原広祐氏)

 

「エコテクノルーフ」を搭載した屋根の軒先部分をガラス張りとして垂木や鼻隠しをあらわしとした「三棟風居」

「エコテクノルーフ」の排熱を利用したオリジナルの集熱システム「ISソーラー」を搭載した「HUG」。小屋裏の暖気溜まりとフィルターを経由して床下にダクトで暖気を下ろしている(ダクトは小屋裏や壁懐に隠蔽)。壁掛けエアコン上部の丸い開口は、床面から上昇する暖気とエアコンの空気を吸い込み、1階の床下に落とすためのもの

ユーホームズ(新潟県南魚沼市)

続いては新潟県南魚沼市で、高断熱(断熱等性能等級7クラス)の木造住宅を提案しているユーホームズでは、これまでに「エコテクノルーフ」を約20棟で採用している(一棟当たりの発電量は7~8kW)。

 

4寸勾配の片流れ屋根(南向き)に、7.28kWの「エコテクノルーフ」を搭載した「光と影をたのしむ家。」。冬に積雪があっても、冬の積雪は井水を屋根にあげ、雪を消す仕組みになっている

 

「『エコテクノルーフ』は見た目がよく、漏水のリスクもないので、建築主からの評判も上々です。ただし、3mほどの積雪が想定される多雪地域に該当するので、採用に当たって雪の重量による影響を想定する必要がありますが、『エコテクノルーフ』は、ほかの太陽光発電とは異なり、積雪2.5mまでの重量に耐えられることがタニタさんの試験で実証されています。加えて、4寸勾配の片流れ屋根にして雪が屋根に滞留しないようにしたり、井戸水を屋根の上に汲み上げて雪を溶かしたり、するなどして、豪雪地帯でも安心して使っていただけるように細心の注意を払っています」(代表取締役 上村雄大氏)

 

「エコテクノルーフ」を取り付けている途中の様子。防水層(改質アスファルトルーフィング)とは完全に分離しているので、防水性に心配がないことが分かる

パネルの取り付けは自社大工(左)、電気配線工事は電気工事業者(右)が行っており、同時並行して作業進めることが可能

 

性能や意匠性に優れるだけではなく、使い方の工夫次第では、建物の付加価値をさらに高められるエコテクノルーフ。これからの建築に必要とされるものであることは間違いない。

 

問い合わせ先:タニタハウジングウェア

TEL: 03-3968-1455
URL: https://www.hataraku-yane.jp/