大建工業が得意とする国産スギの積層板を加工し、音を効果的に〝拡散〞できる内装パネル「リブトーン」。木材(角材)の間隔と角度を変えたパネルを2段重ねにし、室内の反響音をさまざまな方向に分散させます。
シンプルな間取りでフラットな壁面が多いオフィスの会議室では、反響音が一定方向に残りやすく、声がこもって聞き取りにくいケースもありますが、「リブトーン」は音環境を整えながら〝木製〞で内装にも調和しやすくなっています。
RIB TONE(リブトーン)
裏面はマグネット仕様。スチール製パーティションなど磁力が効く壁面であれば簡単に設置・取り外しができます。形状はスクエア(四角形)とヘキサ(六角形)の2種類を展開。
一方、会議室などでの音の響きを抑え、快適な音環境を実現する吸音パネルが「オフトーン マグネットパネルN」。基材のポリエステル不織布が音を吸収。さらに豊富な張地バリエーションで空間を個性的に演出します。
OFF TONE(オフトーン) マグネットパネルN

「オフトーン マグネットパネルN」の張地はオフィス家具 メーカーが椅子やソファ、ローパーティションなどに使用しているもの。オフィスの雰囲気に合わせて選ぶことで、調和のとた設えが可能になる。上からスクエア(四角形)、クォーター(扇形)、ハーフ(半円形)
2016年の発売以来オフィスでの採用実績を積み重ね、2025年6月には従来の四角形に加えて、扇形と半円形をラインアップ。全10柄141色となりました。

「リブトーン」のスクエア(四角形)と「オフトーン マグネットパネルN」のクォーター(扇形)〈TO柄(03色)〉を組み合わせたパネルを壁面に張り付けたオフィスの会議室。天井は、ピン模様が目立ちにくく、表面が滑らかな吸音効果のある天井材「ダイロートン12㎜グリッド SS柄」で仕上げている
「リブトーン」と組み合わせて設置すれば、空間がより個性的になるだけでなく、〝拡散〞と〝吸音〞の両面からアプローチすることで、快適な音環境が実現します。
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建築の音環境を整える。—Textbook of Architectural Acoustic Design—