65年前の建築界をのぞき見⁈「建築知識」創刊第2号の復刻版がPDFで限定発売。昔と今はどれだけ変わった??

「建築知識」は2024年で創刊65年。たくさんの読者の方に読んでいただき2024年7月号で通巻836号を数えます。最近では「中華建築」や「建築種類ごと寸法図鑑」や「建築模型」などを特集していますが、はて、創刊したころの「建築知識」はいったいどんな雑誌だったのでしょうか?! 開いて見ると「あの方が!」「あの建築が!」など、なかなか驚きの内容が詰まっていました。

創刊第2号「建築知識」1959年2月号 を読んでみる

第2号の特集は「軽量鉄骨造の家」。巻頭はもちろんあの建築家

創刊号の次に特集されたのは、当時小規模住宅にも普及しはじめていた軽量鉄骨造。特集の最初には鉄骨造の住宅「SH」シリーズが有名な広瀬鎌二氏が登場! 住宅2題から軽量鉄骨造の設計の勘所を優しく分かりやすく語ります。部材が繊細でとにかく美しい!

【復刻版】建築知識  第2号(1959年2月号)より(※実際のページの並びとは異なります) 

 

「アンカーボルトと大根の話をご存知ですか」

特集の中には「アンカーボルトと大根の話をご存知ですか」という大変気になる記事も……執筆されたのは内田祥哉氏。ご存じのない方はアンカーボルトがなぜ大根と関係あるのか、ぜひ読んでみてください。昔と今の常識の違いも見えてくるかもしれません。

【復刻版】建築知識  第2号(1959年2月号)より (※実際のページの並びとは異なります) 

 

見どころたくさん!創刊第2号のもくじを紹介

創刊号に続き豪華でバラエティ豊富な記事がずらり。もくじには入っていませんが、軽量形鋼の販売価格表まで載っていて、昔と今のコストを比べてみるのも面白そうです。「読者と会員のページ」という記事には、読者の方からのメッセージが掲載されており、創刊号について「思ったより良い雑誌でビックリ」と大変お褒めの言葉をいただいていたりと、細かいところを読むのも通な楽しみ方です。

【復刻版】建築知識 第2号(1959年2月号)
定価 2,000円+税
総頁数 91頁

PDF版のみ、エクスナレッジ・ストアのみでの限定販売。
50%ポイント還元が適用される書誌です!

 

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