あの建築家夫婦もそろって登場!「建築知識」創刊号の復刻版がPDF版で限定発売。伊藤ていじや大高正人の記事も読める!

「建築知識」は2024年で創刊65年。たくさんの読者の方に読んでいただき2024年7月号で通巻836号を数えます。最近では「中華建築」や「建築種類ごと寸法図鑑」や「建築模型」などを特集していますが、はて、創刊したころの「建築知識」はいったいどんな雑誌だったのでしょうか?! 開いて見ると「あの方が!」「あの建築が!」など、なかなか驚きの内容が詰まっていました。

創刊号「建築知識」1959年1月号 を読んでみる

特集は「今日のすまいと暮し」。巻頭には林昌二・林雅子夫妻が登場

「建築知識」が創刊したのは1959年のこと。巻頭には「創刊と特集によせて」として、戦後、住まいや暮らしがよくなってきたものの「なお一段の努力が必要」だとして、いずれの読者にも「身ぢかなすまいと暮し」の研究号にしたと書かれています。
そんな特集の最初を飾るのは、林雅子さん設計の「傾斜地を生かした家」。しかも解説は夫である林昌二さん。斬新な見せ方で雅子さんの設計した住まいを語っています。

【復刻版】建築知識 創刊号(1959年1月号)より(※実際のページの並びとは異なります) 

 

竣工間もない「晴海高層アパート」を大高正人が語る!

創刊号の2年前、1957に竣工した「晴海高層アパート」を当時、前川國男事務所で設計を担当していた大高正人さんが振り返ります。タイトルは「わたしの夢と晴海のアパート」秀逸な文章にぐっと引き込まれます。

【復刻版】建築知識 創刊号(1959年1月号)より(※実際のページの並びとは異なります) 

 

伊藤ていじ氏のエッセイなども!創刊号のもくじを紹介

豪華な執筆者が揃った創刊号、建築史家の伊藤ていじ氏による「棟梁大工物語」というエッセイや、池辺陽氏がギリシャ建築のモデュールとともに建築の寸法を語る「メートル法と建築の寸法」などの読み物も充実。ついつい読みふけってしまうこと間違いなしの創刊号です。

【復刻版】建築知識 創刊号(1959年1月号)
定価 2,000円+税
総頁数 109頁

PDF版のみ、エクスナレッジ・ストアのみでの限定販売。
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