テクニック① 框・桟は手前と奥を描く
窓ガラスは框および桟で両側から挟まれているため、窓ガラスの奥に見える框まで描くとリアリティが増します。外側が明るい場合、屋外の框は、手前の框よりも輪郭線をぼかしたり、部分的に途切れさせたりして、室内側よりも存在感を薄めるとなおよいです
テクニック② 型板ガラスの模様に合わせて陰影を入れる
レトロな雰囲気を演出するには、型板ガラスを採用すると◎。光が当たる凸部分にはハイライトを入れ、凸部分から見て光源の反対方向(影が伸びる方向)に影を描き入れることで、立体感が生まれます。その後イラストを引きで確認。星の中心や光が溜まって見えそうな箇所にハイライトを足します
テクニック③ 輪郭を強調し、物体の質感を加筆
背景制作では、写真を活用するのも一手。ここでは写真を階調化した後、ブラシで細部を加筆しています。細かいハイライトを加えて物体の輪郭をくっきりさせたり、広い面など平坦になりやすい箇所にブラシの質感を乗せたりすると、写真特有の固い印象をやわらげることができます。また、明るい部分は人の視線が行きやすいです。ブラシのタッチが残るようにベタ塗りのブラシで色を重ねると、手描きらしい印象になります
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