これさえ知っておけば損しない!ファイナンシャルプランナーと税理士に聞く、マイホームのローンと税金の常識

金利の上昇が続く昨今。理想のマイホームがほしいけど、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「何から始めればいい?」「なるべく安く買いたい……」「フラット35って何?」──そんな疑問に、住宅ローンや税金のプロがわかりやすくお答えします。今回は、初心者でも安心して読める、マイホーム購入の入門書「住宅ローン&マイホームの税金がスラスラわかる本」の一部をご紹介します!

 

西澤京子さん

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザー。住宅ローンのお悩みに答えます

 

 

菊池則夫さん

相続税や不動産税務が得意な税理士。税金のお悩みに答えます

 

 

 

Q お金のこと、知らないと損?

住宅ローンの選び方によって、総支払額に数百万円の差が出ることも!家を取得するときに関わる税金には、さまざまな軽減措置や申告すれば非課税になるものもあるので、知っておきましょう。

 

 

 

Q 頭金はいくらくらい必要?

頭金は、家の価格の20%以上は用意しておくのが理想です。手付金で購入価格の10%を必要とする物件もあります。早い時期に最低でも10%は確保したいですね。購入物件を決めてから契約、引き渡しまでの間も、自己資金を貯める時間はあります。

 

 

 

Q 「フラット35」 って何?

全期間固定金利型の住宅ローンです。借りるための条件は、買取型はどの金融機関も同じ。保証料無料、繰り上げ返済手数料無料などのメリットがあります。金融機関によって金利や事務手数料の金額が異なるので、複数の金融機関をチェックしておきましょう。

 

 

Q 固定と変動、どっちが有利?

今後の金利推移は予測できないので、総返済額がいちばん少ない資金計画は完済時にしかわかりません。現在は、固定金利型よりも変動金利型のほうが低金利。このまま金利に変化がなければ、総返済額は変動金利型のほうが少なくなります。長く返済していく住宅ローンは損得よりも、安心してつきあっていけるかどうかを優先したいですね。

 

 

Q 1000万円までの贈与税非課税の効果は?

親や祖父母からの110万円超の住宅資金援助は、贈与税非課税の制度を利用しなければ課税対象に。非課税の適用を受けるためには、贈与の翌年2月1日から3月15日までの間に税務署への申告が必要です。申告には戸籍謄本や全部事項証明書、計算明細書などが必要。税務署に必要書類を問い合わせておきましょう。

 

 

ここでご紹介したのはお悩みのほんの一部。「住宅ローン&マイホームの税金がスラスラわかる本」では、知って得する70QAを掲載!マイホーム購入でお悩みの方、内容が気になった方は、ぜひ以下のリンクからチェックしてみてください!

住宅ローン&マイホームの税金がスラスラわかる本2025

定価  1,700円+税

著者 西澤 京子 (監修), 菊地 則夫 (監修)

192頁

A5判

PDF版も好評発売中! ご購入はこちらから

 

この本に関連するショート動画はこちら ↓