構造 深い軒を支える木造トラス

上棟時の様子。出桁(だしげた・軒先の梁)はジャッキで持ち上げて最大1cmの“むくり”をつけ、その状態で屋根・床・壁に構造用合板を張り、建物全体の剛性を確保。ジャッキを撤去すると、出桁は水平になる。ジャッキアップを行わずに施工すると、梁はクリープ変形により徐々にたわみが増加してしまう。一見特殊な工法に見えるが、ジャッキを使うだけなので、施工手間やコストはほとんどかからない
NOTE 「折れ屋根の家」で採用された製品
外部
屋根(ガルバリウム鋼板0.4mm厚 立てはぜ葺き) ニクスカラーPro GC |マットグレー/日鉄鋼板
外壁(合成樹脂エマルション系薄付け仕上塗材) ジョリパットアルファ JP-100/アイカ工業
断熱材(屋根・フェノールフォーム) ネオマフォーム/旭化成建材
断熱材(壁・高性能グラスウール) アクリアネクストα/旭ファイバーグラス
屋根防音材 ビルボード/DAIKEN
構造材(柱梁・静岡県産スギ) 森平製材所
大工(木材加工):太田建築
構造材(垂木・輸入SPF材)
木製サッシ(ヒノキ) 弓桁木工所
内部
床(LDK・タイル) コットメント PS-X4440/名古屋モザイク工業
床(個室など・フローリング) ナラユニ ネイチャー フローリング FNNRU-1500/興亜通商
壁(水廻り・アクリル樹脂系塗装けい酸カルシウム板) ルナライトSRK6302L /アイカ工業
取材協力:石﨑哲也[いしざき・てつや]+石﨑瑠美子[いしざき・るみこ]

石﨑哲也。1980年福島県生まれ。一級建築士。2003年日本大学理工学部建築学科卒業。’05年日本大学大学院理工学研究科博士前期課程建築学専攻修了。’05~’10年ワークステーション一級建築士事務所勤務。’11年 石崎建築設計設立。’25年より静岡産業技術専門学校 建築科 学科長

石﨑瑠美子。1978年新潟県生まれ。一級建築士。2001年早稲田大学理工学部建築学科卒業。’03年早稲田大学大学院建設工学科修了。’03~’05年ワークステーション一級建築士事務所勤務。’11年石崎建築設計設立
設計=石崎建築設計
構造設計=小山直丈構造設計事務所
施工=小野田産業
写真=山内紀人
取材・文=後藤利英子
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