全国書店員さんの生の感想集めました!『ヲかシな建物探訪記』をオススメしたい理由

4月末に発売後、たちまち話題になった『ヲかシな建物探訪記』。1ヶ月半で3刷を達成し、全国のさまざまな書店でパネル展やサイン本などを展開していただきました。それもひとえに、全国の書店員さんに『ヲかシな建物探訪記』を愛していただけたから。今回はそんな全国の書店員さんから届いた、『ヲかシな建物探訪記』の生の感想をご紹介します!

書店員さんからの熱いコメントを紹介!

この階段はどこにつながってるのかな?と辿ってみたり、猫を見つけてみたりして、絵本として眺めるも良し。
建物の構造や町並みの雰囲気づくりのヒントを得るアイデアブックとして活用するも良し。
テーマが違う建物が次々出てきて、飽きずにずっとページをめくってしまいます。
私はペンギンがお気に入りです!(建物じゃないじゃん!)

ジュンク堂書店池袋本店/コミック担当(む)
X:@junkudo_ike

 

子供の頃、小説やゲームに影響を受けて毎晩寝る前に妄想した自分だけの空想世界。
残念ながらそれを作品にする絵心はなかったけれど、『埜々原作品集 ヲかシな建物探訪記』はあのときの気持ちを色鮮やかに思い出させてくれました。
初心を忘れないために、ずっと手元に置いて大事にしたい一冊です。

紀伊國屋書店新宿本店/5階建築書担当TN
X:@KinoShinjuku

こういう本、好きなんです…。
どこかにありそうで、でもあったらとってもワクワクするような空想世界。そこまでしっかり設定ある?!というくらい細かい描写がびっしり描かれ、読むだけでまるでその空想世界の一員になれそうな、とっても素敵な書籍です。

未来屋書店 八事店/店長 長岡
X:@ms_yagoto

 

荷を運んで難所を越えたり、行商のような旅をする者がいる。
彼らの目に映る景色はどのようなものか。
ましてやそれが架空の世界であるならば。

本書は未知の世界に想像の翼を広げながら、
地図や建物図、旅の記録の力を借りて、
そこに確かな世界があることを感じさせてくれる。

TRPGプレイヤーのみならず、架空世界の日常を描いた作品に
親しんでいる読者からもご好評をいただいているこの名作。

是非、この機会にご堪能ください。

精文館書店 本店/書籍担当 原田
X:@seibunkanhonten

 

眺めてるだけで時を忘れそうなくらい
夢中になるこのイラスト集を
ぜひみなさんのおうちに連れて帰ってくださいね♪

くまざわ書店名古屋セントラルパーク店/大洞良子
X:@kmzwcentral

知らない街に迷い込んだような、でもどこか懐かしい。
空想の世界のはずなのに、もうこの旅に夢中。
徹底的に描き込まれたイラストが連続するだけでなく、その細かなディティールと設定に自然と笑顔になって読み進めている自分に気がつきました。
時間を忘れて没頭できる、贅沢な絵本のような一冊です。

絵本屋かささぎ/店主
X:@ehonya_kasasagi

 

わたしもこの世界を旅したい!
頁をめくるたび、その思いが強くなりました。
建物や街の風景はもちろん、そこにある日常の道具や食べもの、植物や生きものたちのディティールまで描き込まれていて、世界のどこかにはあるんじゃないかと思えてくるリアリティがあります。食べもの味や匂い、日差しや雪の日の寒さだけでなく、旅先を訪れた時に感じる、その土地ならではの空気の湿度や風の匂いまで漂ってくる気がしてきます。
建物につけられたロゴも、それぞれの世界観が現れていてかわいい。
旅先やふとした暮らしの中で、つい「ヲかシ」な街や建物を探してしまうようになりました。

こりおり舎/千々木涼子
X:@coriolisbooks

 

著者・埜々原氏からのコメント

このような熱のこもったご感想をくださいました書店の皆さま、本当にありがとうございます。

私は小さい頃から本屋さんが好きで、親と食料品の買い物に出かける度に近くの本屋さんに立ち寄る子どもでした。そんな全国の書店さまが私の本を店頭に並べてくださって、発売から2ヶ月以上経った今でもコーナーを展開してくださっていたりする…というその事実がもう奇跡のようにありがたく、感謝してもしきれません。
執筆時は「自分のこだわりなんてほとんど伝わらないだろうしここまではやらなくてもいいか…」という考えが頭をよぎるも結局「いや…!絶対分かってくれるはず…!」とこだわり続けて、担当さんにもたくさん迷惑をおかけしました。しかし、今回頂いたご感想やSNSなどで頂いた読者の方々のご感想などを拝読して、伝えたかった楽しさや面白さが伝わっていると実感でき、改めて「妥協せずこだわってよかった…」と思えました。
これからも「ヲかシ」な世界や建物を皆さまに楽しんでいただけるよう、作品制作に邁進してまいります。
改めまして、本書を手に取って下さった皆さま、全国の書店員の皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございます。

『ヲかシな建物探訪記』はこんな方におすすめです!

『ヲかシな建物探訪記』は、こんな方におすすめです「生活感のある空想世界が好きな方」「ゲームの設定画集が好きな方」「お子様の創造力を伸ばしたい方」
担当編集より

ご感想をいただいた全国書店員のみなさま、誠にありがとうございました!
今回コメントを掲載した書店さんのほかにも、店頭でパネル展や祭壇のような素敵な売り場を展開してくださった書店さん、サイン本や入荷のご希望を下さった書店さんなど、みなさまの熱い想いに感謝の日々を過ごしております。これからも『ヲかシな建物探訪記』が1人でも多くの方に永く愛され、皆様の日常が小さくも愛おしい「ヲかシ」な体験であふれますように。

こちらの記事でも、本書の内容紹介や主人公・歩荷ぶたが自ら紹介する旅の魅力マンガを掲載しています。ぜひ併せてご覧ください。
画面のすべてが好奇心を刺激する!探検するように読みたい大人の絵本
いつか行きたかった空想の世界へ。時間を忘れる旅に出よう

【マンガ】主人公歩荷ぶたが語る、『ヲかシな建物探訪記』ができるまで

埜々原 ヲかシな建物探訪記 書影『ヲかシな建物探訪記』
定価 2,200円+税
著者名 埜々原
ページ数 160
判型 B5変

著者情報

埜々原(ののはら)
コンセプトアーティスト/イラストレーター/インディーゲーム開発者
2019 年から制作しはじめた風景イラスト「#萌え建築」シリーズがSNSで話題に。「行ってみたい、住んでみたい」建築をテーマに、生活感あふれる情景や、自然環境と生活とが共存し合う情景を描いた作品は、見た人に自然の美しさと人間の営みの面白さを感じさせる。ゲーム会社で背景イラストレーターやアートディレクターを経て2021年に独立。ゲームのコンセプトアート・設定画を中心に、体験型ミュージアムのキービジュアル制作、ペーパークラフトのデザイン提供などを手掛ける。小規模チームでゲームの自主制作も精力的に行っている。
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