沖縄特集のイベント決定!気になる特集の見どころも紹介![第4回 建築知識の日常]

沖縄県内でも大反響!「建築知識2025年3月号 沖縄特集」のイベント開催が決定しました!紀元前から現代まで、沖縄の街と建築の魅力をたっぷり詰め込んだ本特集。その制作の裏側や誌面の見どころを、イベント開催に合わせて少しだけご紹介します!

県内でベストセラー!沖縄特集とは?

「建築知識2025年3月号」(2025年2月20日発売)で特集した「沖縄の建物と街並み歴史絵巻」のイベント開催が決定しました!この特集では、貝塚時代から現代まで、沖縄の建築と街並みの変遷を豊富なイラストとともに紹介しています。

実際に取り上げたテーマは、沖縄の伝統集落や巨大なお墓に始まり、中国や日本本土の影響を受けた琉球王国時代、アメリカの影響を受けた戦後、風土を継承する現代のリゾート開発まで——網羅的に扱っています。もちろん、首里城の令和復元姿も完全再現! 沖縄史を建築とともにめぐる、唯一無二の内容になっています。

本誌冒頭。「沖縄とはどういう土地か」からていねいに取り上げています!

特集取材で、1週間沖縄に行きました!

本特集の制作にあたり、担当編集も現地取材へ!遺跡や首里城、博物館などさまざまな場所を巡り、現地に行ったからこそ知りえた情報も盛り込みました。1週間、朝から夜まで多くの場所に訪れたので、沖縄観光に何度も行ったことのある担当でも、初めての場所がたくさん!

その様子と内容を2カ所チラ見せ。

 

①仲原遺跡

沖縄の人々も、紀元前の暮らしは日本本土の縄文時代の文化を受けた竪穴式住居だったそうです。沖縄では、貝塚時代から魚介類を主な食料とする漁労最終の生活を行っており、12世紀ごろまで独自の文化が続きました。日本本土の影響を受けたものの、沖縄で独自に発展する姿は非常に興味深いです。

仲原遺跡。沖縄の人々も紀元前から竪穴式住居で暮らしていた

 

②首里城

琉球王国の拠点だった首里城。国王とその家族が居住しており、政治や行政、儀式、外交などまさに中心地でありました。建築は、中国や日本本土の影響を受けつつも、沖縄の気候と風土に育まれた建築様式も随所に見られます。残念ながら2019年に焼失しましたが、現在は復元工事が進んでいます。その復元の姿は、本誌でイラストにて再現。資料としても貴重なものになっています。

 

 

ジュンク堂那覇店でトークイベントやります!

沖縄県内で、ベストセラーの大反響があった本特集。その反響を受け、ジュンク堂那覇店さんで、トークイベントを開催することになりました!登壇いただくのは、本特集でご執筆いただいた沖縄を代表する先生たちです。

特集の裏話やここだけの貴重な沖縄話など、沖縄好き、歴史好き、建築好きの方は絶対参加してほしい内容となっています!

イベントの詳細はこちら!弊誌やジュンク堂那覇店さんのXもチェック!

 

誌面を作りながら、途中には沖縄に旅行に行っているような気分になりました。

この投稿を終えたら、もう一度読み直して沖縄に行った気分になろうと思います。では!