【新米設計者必見】木造住宅の現場監理はプレカット図のチェックが肝!

建物の品質と安全を守るために必要な監理項目

プレカット図のチェックは、現場監理においてとても重要な項目。

これを怠ると、建物の安全性や品質に悪影響を及ぼすことも。

ポイントを押さえて、プレカット図のチェックをマスターしましょう!

 

プレカット図のチェックって何をすればいいの?

構造の弱点と仕様書の確認

プレカット図チェックを行う際、はじめに意匠図、構造図を見ながらその建物の弱点となる構造的な要点を再確認し、

構造上の弱点をできる限りなくす方法を考えます。

次にプレカット仕様確認書をチェックし、部材の仕様が正しいか見ていきます。

標準としている加工の仕様は工務店ごとに異なるので、工務店にも確認しておきましょう。

意匠と設備の設計内容の確認

床高、桁高などの主要な高さ関係はもちろんのこと、設備や仕上げなどと構造のかかわり方に問題がないかもチェックします。

設備に対して梁や柱の位置は正しいか、柱・梁とダクトが干渉しないか、金物は見えない位置に付いているかなど、

仕上げや機器関係に問題が出ないよう確認していきましょう。

各階伏図の確認

プレカット伏図は、構造図と照合して材の位置、寸法、仕様設計図どおりになっているかをチェックします。

仕口・継手や金物の配置も確認し、構造上の弱点ができないように見ていきます。

仕口・継手は応力が一番小さくなる部分に配置されているか、平面的に位置がそろっていないか、よく確認しましょう。

 

ほかにも確認しなければいけないことがたくさん

ここで紹介したポイントはチェック項目のほんの一部です。

『建築の仕組みが見える14 飯塚豊の木造できるまで図鑑』では、

木造住宅ができるまでの流れとともに、設計者が行うべき監理項目や事務所で行うべき作業を

わかりやすく時系列準にまとめました。

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カバーイラスト:satsuki

 

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飯塚豊(著)

176ページ

A5判

定価2,200円+税

著者プロフィール

i+i 設計事務所。1966年東京都生まれ。一級建築士。’90年早 稲田大学理工学部建築学科卒業。都市設計研 究所、大高建築設計事務所を経て、2004年に i+i 設計事務所設立。’11~ ’25年、法政大学 「構法スタジオ」兼任講師。’20年から工務店 設計塾塾長。著書に、『間取りの方程式』(エ クスナレッジ)、『新米建築士の教科書』(秀和シ ステム)、『ぜんぶ絵でわかる1 木造住宅』(エ クスナレッジ)がある