今回紹介する本はこちら!
01.いちばんやさしいパースと背景画の描き方
02.建築スケッチ・パース基本の「き」【増補版】
03.だれでもできる[超簡単]スケッチ&パース 増補改訂版
04.だれでもできる【超簡単】建築パース 改訂版
05.建築・インテリアのための伝わるパースの描き方
06.仕組みもわかる西洋の建物の描き方
敵を知ればこわくない!背景イラストなら
『いちばんやさしいパースと背景画の描き方』
建物を描く時に一番のハードルになるのは、「形が複雑で捉えにくいから」。ならば、建築がどんな形から成り立ち、何からできているのかを知るのは手っ取り早い近道の1つです。
本書は、アイレベル、一点・二点透視図法、陰影のつけ方など、いわゆる透視図法の基本的なルール、手早くうまく描けるテクニックなどの「パースの描き方」と同時に、建物の部位の寸法や名称といった「建築の基礎知識」が同時に身に付けられることが最大の特徴。
屋根の形状の種類や素材の違いと同時に、片流れ屋根の家のパースの取り方がわかったり、階段やエスカレーターなど部位別に建築の描き方の手順がわかるなど、これ1冊あればどんな建物のシーンも再現可能に!少し踏み込んで、日本家屋の寸法や部位名称などもカバーしています。
技法と知識、両方を求めている方にはおすすめのお得な1冊。
『いちばんやさしいパースと背景画の描き方』
定価 2,200円+税
著者名 中山 繁信
ページ数 196
判型 B5判
絵心ゼロでも踏み出せる、最初の1歩!
『建築スケッチ・パース基本の「き」【増補版】』
教本を読んでいるだけでは、なかなか技術は身につかない。だけど、何から始めていいのかわからない。
そんな時は、書き込み式のテキストが便利です。
基本の「き」が示すとおり、本書は建築物を描くうえで必要な線画の基本と遠近表現のしくみ、平面や立面の図からパースを起こす方法まで、順を追って丁寧に解説。【増補版】では、塗りの基本が追加されました。
ツボを押さえた簡単な題材で構成されているので、絵が苦手な方でも最後まで無理なく進められます。あまり絵を描いたことがないけれどパースをやってみたい、またはお仕事でパースを必要としている方、ゼロから手ほどきを受けたい方などにおすすめの1冊です。
『建築スケッチ・パース基本の「き」【増補版】』
定価 1,800円+税
著者名 山田雅夫
ページ数 160
判型 AB判
スケッチが身につけば汎用性◎
『だれでもできる[超簡単]スケッチ&パース 増補改訂版』
本書は、実際に実務で数多くの図面、スケッチ、パースを描いてきた一級建築士の著者が教える、スケッチの極意。パースの描き方から彩色の仕方まで、豊富で美しいイラスト・図面と共に丁寧に解説していきます。
1点・2点・3点透視図法の基本の描き方はもちろん、平面図や断面図といったプロならではの表現手法も解説。イラストやアニメーションの場合でも、情報を整理したり、よりリアリティのある表現をしたい時の参考になります。
特に実務で建築パースを描く方や、建築の学生さん、おしゃれな間取り図や名建築のスケッチを描きたい方などにおすすめです。
『だれでもできる[超簡単]スケッチ&パース 増補改訂版』
定価 2,400円+税
著者名 村山 隆司
ページ数 200
判型 B5判
よりロジカルにパースを学びたい!
『だれでもできる【超簡単】建築パース 改訂版』
こちらは、先述の本の建築パース版。建築のイラストを「図法」で捉えて描くことを特徴としています。平面図(間取り図)や立面が描けても3次元になると急に苦手意識が出てくる、という方にはぜひ試してみていただきたい1冊です。
平面図に描いたモノの位置関係から、カメラの位置を決めてパースを起こしていく「足線法(そくせんほう)」の解説が加わり、点と線を繋いでいくことで自動的にパースが描ける技法がわかります。
よりロジカルな方法で学びたい方、パースを使ってさまざまな空間を描きたい方におすすめです。
『だれでもできる【超簡単】建築パース 改訂版』
定価 1,800円+税
著者名 村山 隆司
ページ数 136
判型 B5判
「伝えたい」が目的ならコレ!
『建築・インテリアのための伝わるパースの描き方』
プレゼンテーションや設定画など、「どんな空間・どんなデザインかを明確に伝える」ことを目的としてイラストを描くならこの本がおすすめ!建築パースのプロが教える、正しく伝えつつも魅力をアップさせる内観・外観パースの描き方の教科書です。
脳内のイメージを正確にアウトプットして、意図をしっかり伝えることが求められるシーンにもってこい。パースの基礎だけでなく着彩・仕上げの手法までカバーしているので、すぐに役立つ1冊です。ゼロから完成までを追えるプロセス解説付きも嬉しいポイント。
『建築・インテリアのための伝わるパースの描き方』
定価 2,500円+税
著者名 湯浅禎也
ページ数 144
判型 A4判
西洋風の複雑な建物を描きたい時に!
『仕組みもわかる西洋の建物の描き方』
さて、ここまでご紹介してきた本は、いずれも日本家屋や現代建築を描くことを想定したパースの教科書でした。
しかし、ファンタジー作品や西洋が舞台のイラストを描くとしたら、より複雑で装飾的な建物の描写につまずくこともあるでしょう。そんな時はこちらの本がおすすめ!
パースの技法や構図の決め方といった基本的な内容から、レンガ・石・木など建材別の建物の描き方、駅舎や教会堂、テラスハウス、カフェ、水車小屋・風車小屋など、用途ごとの建物の描き方、そして人物や標識、看板、ストリートマーケットにいたるまで、「街並み」や「建物」とそれにまつわるモノの描き方を、実例スケッチをもとに丁寧に分かりやすく解説していきます。
鉛筆や水彩といったアナログ画材のテクニックが解説されていますが、基本的な考え方や手法はデジタルにも通じるものがあります。
さらには、意外と知らない・調べづらい建物の部位名称も解説。西洋の街並みで目にする部位名称が分かれば、観察力も養われて、画力もアップすること請け合いです!
『仕組みもわかる西洋の建物の描き方』
定価 2,000円+税
著者名 リチャード・テイラー(著)、 髙瀨みどり(訳)、 飛ヶ谷潤一郎(監修)
ページ数 124
判型 B5判