ほしかわ工務店(群馬県高崎市)は、外部と緩やかにつながる住まいづくりを続けています。
「理想とするのは、アントニン・レーモンドの設計を反転模写した『旧井上房一郎邸』に代表される建築です。特に、光を大らかに採り込むガラス屋根のパティオに強く惹かれます。私自身が大工出身ということもあり、完成形だけでなく、ものづくりのプロセスを大切にしています。建築主にはDIYを勧め、住まいに〝余白〞を残す姿勢も重視しています」(代表取締役・干川彰仁氏)。
一方、近年は省エネ・創エネへの関心の高まりから、屋根に太陽光発電パネルを載せる住宅が増えています。だが、一般的な製品を用いた場合、特に平屋の勾配屋根で外観の美しさが損なわれることが課題でした。そこで注目したのが、屋根一体型太陽光発電「エコテクノルーフ」(タニタハウジングウェア)だったのです。石牧建築(静岡県浜松市)の採用事例に感銘を受け、これまでに7棟で採用。意匠性と発電性能の両立に加え、施工性の高さやメーカーのサポート体制も高く評価しています。

「エコテクノルーフ」を採用した「剣崎の家」。本体下の通気層を利用した空気集熱システムにより、暖かい空気を換気棟から排出することなく、室内に送り込んでいる

切妻屋根(5. 5寸勾配)の一部に「エコテクノルーフ」を取り付けた木造平屋戸建住宅「小景の平家」。「エコテクノルーフ」と両脇の横葺き屋根が一体に見える。「エコテクノルーフ」の中央部は採光モジュール(強化ガラス)になっており、天窓としての役目を果たす
参考記事:屋根とフラットに納まる太陽光発電 ―「エコテクノルーフ」—<PR>
2026年春完成予定の新社屋(設計:小泉誠/Koizumi Studio)にも、「エコテクノルーフ」を搭載。塔屋から屋根を実際に見られる構成とし、外壁との納まりにも工夫を重ねて、建物との一体性を高めました。「発電効率が高まったリニューアル版を採用しています。今後はガラス(採光モジュール)のバリエーション拡充にも期待しています」(干川氏)。












